選手たちのリアルな声! “眠り”にまつわるエトセトラ

疲労回復を手助けする“睡眠”に関して選手たちに聞き込み調査。選手たちの睡眠時間や寝つきが悪い際に行う工夫、遠征先でのピソードなどを聞いてみた。【2017年8月号掲載】

田中優季プロの睡眠

利き腕を下にして寝ない!

るときに意識することは、利き腕(田中選手は左利き)を下にして寝ないことです。プロ野球の山本昌投手(元中日ドラゴンズ)の本を読んだときに書って「確かにそうだ!」と思い、今でも実践しています。

 学生時代、就寝時に利き腕を痛めたこともあって意識をするようになりました。寝返りで下にすることもありますが、寝る前には必ず気をつけるようにしています。

睡眠時間の目安⇒7時間半
 睡眠の1時間半サイクル(レム睡眠とノンレム睡眠)を意識しています。このルールにのっとって、私は7時間半にしています。

村一成プロの睡眠

“テニスノート”を読み・書きし、頭を整理させてから夢の中へ

は日頃からテニスノートを書いていて、コーチのアドバイスや試合のこと、練習で気がついたことを文字にして目にできるようにしています。眠れない日は、このテニスノートを利用します。

 寝つけないのは、不安や考えがまとまっていないのが原因。それなら頭の中頭の中を整理したほうがいいと思います。「試合をどう戦うか」「コーチはどんなアドバイスをしてくれたか」という確認作業をしてから寝ます。テニスノートを読み返すことで不安も解消できますし、緊張状態も解けると自然と寝つきもよくなると思います。

睡眠時間の目安⇒無理して決めると逆効果
「この時間までには寝ないと…」と思うのはプレッシャーに感じてしまうのでダメ。リズムを決めるのはいいことですが、もっとラフに考えるべきです。

鈴木貴男プロの睡眠

枕元に必ず水分補給用の水を用意

つでも水が飲めるように枕元にペットボトルを置いて寝ます。僕は夜中にトイレで目が覚めるのですが、そのタイミングで水を必ず飲みます。翌日のコンディション調整の意味合いで行います。

 なぜなら、就寝時は多くの汗をかいて水分不足の状態です。翌日の試合でケイレンが起きやすくなり、それに加えてバランスのよい食事が摂れていなかったりすると、ケイレンのリスクは高まります。

睡眠時間の目安⇒一日なら睡眠時間が少なくてもOK

 目安は決めないほうがいいと思います。長く寝たからといって、体が軽くなるわけではありません。寝つけないなら1日くらい睡眠不足でも大丈夫。翌日の試合前に30分、少なくても15分ほどの仮眠をとって調整すれば問題ありません。

綿貫敬介、関口周一、綿貫陽介選手の場合

綿貫敬介選手の睡眠

タオルを使って“自作枕”でぐっすり快眠!

段から寝つきが悪く、遠征先のホテルだと余計に寝られませんね。僕が2年前から行う改善方法は、自前のタオルを使って枕をつくること。効果は抜群です。

 昔は枕の高さがしっくりこなくて、それが気になるとまったく眠れませんでした。そこで自前のタオルを使って枕をつくり、自分の好みの高さに調整するようにしたら、リラックスした状態で睡眠できるようになりました。この方法を見つけてからは、とっておきたい一日の睡眠時間も確保できるようになりましたね。

睡眠時間⇒6~7時間

 特に試合前日は6~7時間は必要だと思います。僕はあまり早く寝るほうではないので、だいたい24時までに寝られたらOKですね。

関口周一プロの睡眠

寝つきが悪いときはいつでもシャワー!

 僕は試合前に寝つきが悪く、昔は睡眠時間が足りない状態でプレーしたこともあります。睡眠に苦しんできたタイプですね。

 最近のオススメは、もう一度シャワーを浴びることです。汗を洗い流してさっぱりしますし、身体も温まるから眠りやすくなるというか。「これは使えるな」と思っている快眠術です。

睡眠時間の目安⇒7~8時間

「寝すぎないこと」を意識しています。朝が得意なほうではないので、試合の日の朝は必ず早めに目覚ましをセットするようにしています!

綿貫陽介プロの場合

一日だけなら“寝ない”という選択肢もある!

 契約している東京西川の枕や寝具を必ず大会に持ち運びます。すごく気になるほうなので、とても寝やすいから助かります。

 特に大会の初戦は緊張で寝つけないことが多いです。そんなときは逆に寝ないようにします。1日くらいなら大丈夫ですし、そのほうが集中力が増すような気もします(笑)。

睡眠時間の目安⇒8時間前にはベッドに入る

起きたいと思っている時間の8時間前には必ずベッドに入りますが、説明したように緊張すると2時間くらいしか眠れないのが現状です。

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