ジョコビッチがモンフィスに逆転勝利で決勝へ、マッチポイント3本凌ぐ [ドバイ選手権]

ATPツアー公式戦の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24~29日/賞金総額295万420ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、 第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が3つのマッチポイントを凌いだ末に第3シードのガエル・モンフィス(フランス)を倒し、決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦することになった。

 第2セットのタイブレークではモンフィスが6-3とリードして王手をかけていたが、ジョコビッチはフォアハンドで相手にミスを強いて3本のマッチポイントのすべてを凌いだ。

 8度目のセットポイントでモンフィスはダブルフォールトを犯し、ジョコビッチが勝負を第3セットに持ち込んだ。その後の彼は快調に突き進み、最終的に2-6 7-6(8) 6-1で勝利をおさめた。

ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権2020|PHOTOアルバム

「崖っぷちに立っているようなものだよ」とジョコビッチはマッチポイントについて語った。「もはやあとはないと分かっているから、飛び越して生き残るための方法を見つけなければならない。うまくいくよう祈り、きっとできるのだと、そして助けとなる何かがあるのだと信じなければならないんだ」。

「それが、あのような瞬間に僕が感じることのひとつだ。“OK、あと1ポイント、1ショットだ”とね。後戻りはできない。これで終わりだと僕は状況を受け入れ、できる限りのことをやってみるだけだよ」

 この結果でジョコビッチは、いくつかの連勝記録を更新した。昨年11月のデビスカップ・ファイナルズ以来のマッチ連勝を「20」に伸ばし、そしてツアーでのモンフィスに対する戦績は17勝0敗となった。

 その一方、この敗戦でモンフィスにとってキャリア最高のツアーでの連勝記録には「12」で終止符が打たれた。この12連勝の過程で、モンフィスは今月のモンペリエとロッテルダムで優勝を遂げていた。

 これに先立ち行われた準決勝で、第2シードのチチパスは初対戦だったダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2 6-3で退けた。この試合でのチチパスは、相手に一度もブレークチャンスを与えなかった。

「僕はただただ、質の高いテニスをプレーした。大いに楽しんだよ」とチチパスは振り返った。「今日は質の高いプレーが出来て本当にうれしいよ。次のラウンドでも同じレベルのテニス、可能なら一層よいパフォーマンスができるよう心から願っている」。

 彼はジョコビッチに対し、2勝2敗の戦績を誇る。

「予想のつかない互角の勝負だよ」とジョコビッチは次戦についてコメントした。

 土曜日の決勝でジョコビッチは、同大会で5度目のタイトルを目指すことになる。彼は2009年から3連覇を達成し、2013年にもここドバイで優勝していた。

 昨年の決勝でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れて準優勝していたチチパスは、キャリア6つ目のタイトルをかけて戦う。彼は先週末に、マルセイユで今季初優勝を飾っていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
DUBAI, UNITED ARAB EMIRATES - FEBRUARY 28: Novak Djokovic of Serbia celebrates winning his men's semi final match against Gael Monfils of France on Day 12 of the Dubai Duty Free Tennis at Dubai Duty Free Tennis Stadium on February 28, 2020 in Dubai, United Arab Emirates (Photo by Tom Dulat/Getty Images)

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