森井大治_サーバー側前衛のストレートアタック対処法

ワイドサービスからの3球目、立ち位置はアレー寄り

CASE1
1球目【サーバー 】ワイドを狙う
2球目【レシーバー】=コート外からストレートアタック
3球目【サーバー側前衛】 = ポジションはアレー寄り

 では、試合を想定した中で、サーバー側前衛のストレートアタック対処法を考えます。まずはサーバーがワイドに打った展開。ここで気をつける点もポジショニングとなります。

201908 森井大治_サーバー側前衛のストレートアタック対処法

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ワイドサービスからリターンが返ってくるときのサーバー側前衛の立ち位置

 ワイドを狙った展開でもっともケアすべきエリアはアレーです。上写真を見てわかるように、レシーバーがワイドに振られた際に一発逆転を狙ってストレートに強打することが予想できます。

 そこで上の写真のように、基本ポジションから大きくても一歩ほど、だいたい半歩ほどアレー寄りにポジションをとって、ストレートアタックに対するケアを行います。レシーバーをワイドに振ると、狙えるリターンの角度も広くなるので、はじめからアレー寄りに立つとよいでしょう。

センターからの3球目立ち位置はセンター寄り

CASE2
1球目【サーバー】=センターを狙う
2球目【レシーバー】=中央付近からストレート(順クロス)へ
3球目【サーバー側前衛】= ポジションはセンター寄り

 次にサーバーがセンターを狙う場合を考えます。サービスのコースが厳しければポーチに出るチャンスですが、コースが甘いとサーバー側前衛の足元やバックサイドを狙われる場合もあります。ここでは、その状況下でとるポジションを考えていきます。

201908 森井大治_サーバー側前衛のストレートアタック対処法

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センターサービスからリターンが返ってくるときのサーバー側前衛の立ち位置

 センターサービスに対するリターンは、角度がつけづらく、アレーエリアに強打を打つことはできません。それを念頭に置き、こちらも前衛は半歩ほどセンター寄りに構えます(下写真/実際は基本ポジションと差はないほど)。

 ポジションを微調整することで、急なストレート展開にもどっしりとした構えで対応できます。もし、相手のリターンがさらにセンター寄り、なおかつ甘いのであれば、3球目で決めきりましょう。

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