ジョコビッチが世界ナンバーワンとして300週を迎えた史上2人目の男子選手に

写真はNitto ATPファイナルズでのノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

男子プロテニス協会(ATP)が12月21日(月)に男子テニスの世界ランクを更新し、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界ナンバーワンとして300週を迎えた史上2人目の男子選手となった。男子の歴代最長記録はロジャー・フェデラー(スイス)の310週で、ジョコビッチが現在の地位を維持し続ければ2021年3月8日で追い抜くことができる。

 すでに6度目(2011~12年、14~15年、18年、20年)の年末ATPランキング1位を決めているジョコビッチは、1990年代(1993年~98年)にピート・サンプラス(アメリカ)が樹立した最多記録に並んだ。

 2020年シーズンのジョコビッチは2月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で通算17回目のグランドスラム制覇を果たし、ラファエル・ナダル(スペイン)から世界ランク1位の座を奪還した。

 ジョコビッチはさらに8月にウェスタン&サザン・オープン(ATP1000/ハードコート)で優勝して9大会あるATPマスターズ1000の大会をそれぞれ2度以上制す「ダブルゴールデンマスターズ」の偉業を達成し、9月にはローマ(ATP1000/クレーコート)でマスターズ36勝目を挙げてナダルを抜いて単独トップに立った。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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