21歳デミノーがツアー4勝目、前日負傷のブブリクがわずか7分でリタイア [アンタルヤ・オープン]

写真は昨年のパリの大会でのアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)

2021年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「アンタルヤ・オープン」(ATP250/トルコ・アンタルヤ/1月7~13日/賞金総額36万1800ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝が行われ、第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が試合会開始後わずか7分で棄権したため第4シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)の優勝が決まった。

 前日に行われた準決勝の試合中に足首を捻ってしまったブブリクは長時間に渡る治療を受けて決勝に臨んだが、第1セット0-2となった時点で試合続行を断念した。

 21歳のデミノーがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2019年9月の珠海(ATP250/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。この勝利でツアー決勝での戦績は、4勝4敗となった。

 今大会でのデミノーは、1回戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)を6-2 6-1で、2回戦で予選勝者のアドリアン・アンドリエフ(ブルガリア)を6-3 6-1で、準々決勝で第6シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-2 6-4で、準決勝では第2シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-4 3-6 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 23歳のブブリクは2019年に至った2度のツアー決勝でいずれも敗れており、3度目のチャンスで初優勝を目指していた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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