トップシードのゴファンが初戦敗退、17歳アルカラスに金星許す [グレートオーシャンロード・オープン]

写真はダビド・ゴファン(ベルギー)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「グレートオーシャンロード・オープン」(ATP250/オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/2月1~7日/賞金総額38万2575ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、17歳のカルロス・アルカラス(スペイン)が第1シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じた。試合時間は1時間13分。

 上位8シードは初戦がBYEで免除されていたため、ゴファンはこの試合が初戦だった。

 2020年のATP最優秀新人賞に輝いたアルカラスは、カタール・ドーハで行われたオーストラリアン・オープン男子予選を勝ち抜き、グランドスラム本戦デビューを決めている。世界ランク14位のゴファンは、これまでにアルカラスが対戦した中で最高位の選手だった。

 アルカラスは次のラウンドで、マシュー・エブデン(オーストラリア)を6-7(4) 6-4 6-3で破って勝ち上がったチアゴ・モンテーロ(ブラジル)と対戦する。

 この初戦に臨んだそのほかのシード勢は第2シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第3シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)、第4シードのヤニク・シンネル(イタリア)、第6シードのライリー・オペルカ(アメリカ)、第7シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が勝ち上がったが、第5シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)はマリオ・ビエラ マルチネス(スペイン)に5-7 3-6で敗れた。

 そのほかの試合では、第11シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)、第13シードのアルヤズ・ベデネ(スロベニア)、パブロ・クエバス(ウルグアイ)、ステファノ・トラバグリア(イタリア)、サルバトーレ・カルーゾ(イタリア)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)が3回戦に駒を進めた。

 この大会は「メルボルン・サマーシリーズ」の一環として行われ、オーストラリアン・オープンの前哨戦のひとつとして別のATP250イベント1大会および世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」と一緒にメルボルン・パークで開催されている。今年のオーストラリアン・オープンは新型コロナウイルス(COVID-19)の規制のために従来より3週間開始を遅らせ、2月8日にメルボルン・パークで開幕する予定になっている。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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