「あまり言いたくないが、ロシアの2人は強すぎる!」ATPカップ決勝で敗れたイタリアのフォニーニ

ロシアのルブレフ(左)に1-6 2-6の完敗だったイタリアのフォニーニ

2020年に新設された世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/2月2~6日/賞金総額750万ドル/ハードコート)の大会最終日は決勝が行われ、ロシア(グループD1位)がイタリア(グループC1位)を2勝0敗で下して第2代チャンピオンに輝いた。

 ベテランのファビオ・フォニーニ(イタリア)は、昨年のATPカップのグループステージでもロシアに敗れている。今年は決勝での再戦となったが、今回はまったく歯が立たなかったという。

「俺たちは現在、ツアーで最高に調子がいい2人、ダニール・メドベージェフとアンドレイ・ルブレフと対戦したんだ。正直、あまり言いたくはないんだが、これほどレベルの高い試合を戦うことはほとんどない。彼らのとてつもないボールスピードはあまり経験したことがないんだ。自分にとって、まったく手に負えない相手だった」

 ツアーでフォニーニはダニール・メドベージェフ(ロシア)に通算1勝3敗だが、今回対戦したアンドレイ・ルブレフ(ロシア)には5勝1敗と勝ち越している。(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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