ジョコビッチが2度目の3連覇に向けて好スタート [オーストラリアン・オープン]
全豪に17年連続出場となる33歳のジョコビッチは、昨年の大会で同種目の新記録を更新する8度目(2008年、11~13年、15~16年、19~20年)の優勝を果たした。決勝ではドミニク・ティーム(オーストリア)を6-4 4-6 2-6 6-3 6-4で倒し、大会連覇を果たした。
2020年シーズンのジョコビッチは全豪で通算17回目のグランドスラム制覇を果たし、8月にウェスタン&サザン・オープン(ATP1000/ハードコート)で優勝して9大会あるATPマスターズ1000の大会をそれぞれ2度以上制す「ダブルゴールデンマスターズ」の偉業を達成し、9月にはローマ(ATP1000/クレーコート)でマスターズ36勝目を挙げてラファエル・ナダル(スペイン)を抜いて単独トップに立った。
最終的にジョコビッチは通算6度目(2011~12年、14~15年、18年、20年)の年末世界ランク1位を決め、1990年代(1993年~98年)にピート・サンプラス(アメリカ)が樹立した最多記録に並んだ。
ジョコビッチは次のラウンドで、ステファノ・トラバグリア(イタリア)を7-6(5) 6-2 6-2で破って勝ち上がったフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。
そのほかの試合では第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第11シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、第23シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、ニック・キリオス(オーストラリア)、ドミニク・コプファー(ドイツ)、予選勝者のマキシム・クレッシー(アメリカ)とバーナード・トミック(オーストラリア)、ラッキールーザーで本戦入りしたアレクサンドル・ムレール(フランス)が2回戦に駒を進めた。(テニスマガジン)
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、Ret.は途中棄権
男子シングルス1回戦|主な試合結果
○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-1 6-2 ●2ジェレミー・シャルディ(フランス)
○3フランシス・ティアフォー(アメリカ)7-6(5) 6-2 6-2 ●4ステファノ・トラバグリア(イタリア)
○24ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)[23] 5-7 6-4 6-3 5-7 6-4 ●23セルゲイ・スタコウスキー(ウクライナ)[Q]
○30マキシム・クレッシー(アメリカ)[Q] 7-6(1) 7-6(3) 6-4 ●29ダニエル太郎(日本/エイブル)[LL]
○35ドミニク・コプファー(ドイツ)7-5 6-2 6-4 ●36ウーゴ・デリエン(ボリビア)[LL]
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○38ニック・キリオス(オーストラリア)6-4 6-4 6-4 ●37フェデリコ・フェレイラ シルバ(ポルトガル)[Q]
○49デニス・シャポバロフ(カナダ)[11] 3-6 6-3 6-2 4-6 6-4 ●50ヤニク・シンネル(イタリア)
○52バーナード・トミック(オーストラリア)[Q] 3-6 6-1 4-1 Ret. ●51杉田祐一(日本/三菱電機)
○61アレクサンドル・ムレール(フランス)[LL] 4-6 6-3 6-0 6-3 ●62フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン)
○64ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[8] 7-6(3) 6-4 2-6 6-2 ●63エリアス・イーメル(スウェーデン)[Q]
写真◎Getty Images
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