ルブレフが2回戦を突破、『ナダル二世』17歳は更なる進撃ならず [オーストラリアン・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 6-4 7-6(8)で倒してベスト32に進出した。試合時間は2時間8分。

 全豪に5年連続出場となる23歳のルブレフは、ATPツアー開幕2大会連続優勝の快挙を達成した昨年の大会でのベスト16がこれまでの最高成績。4回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 4-6 4-6で敗れ、前年から続いていた連勝が「15」でストップした。

 大会前日まで行われていた世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でプレーしたルブレフはシングルス4試合で全勝し、ダニール・メドベージェフ(ロシア)と2人で母国を優勝に導いた。

 ルブレフは次のラウンドで、2セットダウンの劣勢から挽回して第31シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を5-7 3-6 6-3 7-5 6-4で破って勝ち上がった39歳のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦する。

 『ナダル二世』の呼び声も高い17歳のカルロス・アルカラス(スペイン)は予選から4試合に勝ったあと、ミカエル・イーメル(スウェーデン)に6-2 4-6 4-6 6-7(5)で敗れた。

 そのほかの試合では第19シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第24シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第28シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)、ロイド・ハリス(南アフリカ)、ミカエル・イーメル(スウェーデン)、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。

 第22シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)はマクドナルドに4-6 2-6 6-4 4-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○65アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7] 6-4 6-4 7-6(8) ●67チアゴ・モンテーロ(ブラジル)

○70フェリシアーノ・ロペス(スペイン)5-7 3-6 6-3 7-5 6-4 ●72ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)[31]

○73キャスパー・ルード(ノルウェー)[24] 3-6 6-2 6-4 7-5 ●76トミー・ポール(アメリカ)

○83ロイド・ハリス(南アフリカ)6-2 1-6 6-3 6-7(5) 6-3 ●82アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)[WC]

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○85マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)6-4 6-2 4-6 6-4 ●88ボルナ・チョリッチ(クロアチア)[22]

○89フィリップ・クライノビッチ(セルビア)[28] 6-2 5-7 6-1 6-4 ●91パブロ・アンドゥハル(スペイン)

○103ミカエル・イーメル(スウェーデン)2-6 6-4 6-4 7-6(5) ●102カルロス・アルカラス(スペイン)[Q]

○105カレン・ハチャノフ(ロシア)[19] 6-2 6-4 6-4 ●107リカルダス・ベランキス(リトアニア)

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写真◎Getty Images

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