ATPカップのギリシャ代表チームの選手が南アフリカでコロナ陽性

写真はATPカップでのミハイル・ペルボララキス(ギリシャ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の大会6日目は、男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦などが行われた。

 南アフリカに到着したときに新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性と判定された選手について、オーストラリアン・オープン主催者はメルボルンを離れる際の検査では陰性だったと明かした。

 ミハイル・ペルボララキス(ギリシャ)は大会前日まで行われていた世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」にステファノス・チチパス(ギリシャ)とともにギリシャ代表チームの一員としてプレーし、同大会ではシングルス2試合とダブルス1試合で1勝も挙げることができなかった。世界ランク463位のペルボララキスはそのあと、オーストラリアン・オープンではプレーしなかった。

 この件についてオーストラリア放送協会(ABC)は、テニス・オーストラリア(豪州テニス協会)が2月9日にペルボララキスが陰性だったことを確認したと伝えた。

 土曜日に自身のインスタグラムを更新したペルボララキスは、24時間以上の移動時間を経て南アフリカのヨハネスブルグ南西の町で検疫を行っていると報告した。

 投稿されたコメントの中で、「現時点ではまったく症状はありませんが、ポチェフストルームの施設で隔離されて検疫を行う必要があります」とペルボララキスは説明した。

 オーストラリアン・オープン主催者はペルボララキスの陽性を知っていたが、大会はCOVID-19から守られているということに自信を持っているとオーストラリアAP通信(AAP)は報じた。

 この大会のためオーストラリアに入国した約1200人の人々が到着後すぐに14日間の検疫に入り、毎日検査を受けてきた。

 メルボルンはテニスの検疫プログラムには関係していなかったあるホテルから感染者が出たあと、5日間のロックダウンに入った。つまりこの期間の間、観客はメルボルン・パークに入ることを許されない。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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