バッファロー・ビルズのオーナーを父に持つペグラがノーシートから8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)が第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 3-6 6-3で下し、ノーシードから快進撃でベスト8進出を果たした。試合時間は1時間55分。

 グランドスラム本戦に7大会連続9度目の出場となる26歳のペグラは、昨年のUSオープンでの3回戦進出がこれまでの最高成績だった。初めてメインドローでプレーした昨年の全豪では、1回戦でテイラー・タウンゼント(アメリカ)に4-6 6-7(5)で敗れていた。

 2019年8月にワシントンDC(WTAインターナショナル/ハードコート)でWTAツアー初タイトルを獲得したペグラは、両親がNFLのバッファロー・ビルズとNHLのバッファロー・セイバーズのオーナーであることでも知られている。

 この結果でペグラは、スビトリーナとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は今季のツアー開幕戦だったアブダビ(WTA500/ハードコート)の1回戦で初対戦し、スビトリーナが6-4 6-3で勝っていた。ペグラにとって、これが対トップ10初勝利だった。

 今大会でのペグラは1回戦で2012年と13年の優勝者で第12シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-5 6-4で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を6-0 6-1で、3回戦ではクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-2 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ペグラは準々決勝で、第22シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と第28シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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