ガリンがコルドバに続いて2大会連続制覇、マジェルは予選から準優勝 [リオ・オープン]

ATPツアー公式戦の「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月17~23日/賞金総額191万5485ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのクリスチャン・ガリン(チリ)がジャンルカ・マジェル(イタリア)を7-6(3) 7-5で下し、今季2勝目を挙げた。試合時間は1時間34分。

 これに先立ち前日に降雨により試合途中で順延となっていた準決勝が行われ、ガリンが第5シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)を6-4 7-5で、マジェルはラッキールーザーで本戦入りしたアッティラ・バラージュ(ハンガリー)を7-6(4) 4-6 7-6(2)で破っていた。

ATPツアー2020(ブエノスアイレス、リオデジャネイロ)|PHOTOアルバム

 23歳のガリンがATPツアーを制した2週間前のコルドバ(ATP250/クレーコート)に続いて4度目だが、ATP500の大会では初となる。ガリンは前週のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)を右脚の故障で欠場していたため、マッチ9連勝で2大会連続制覇を果たした。

キャリア最大のタイトルを獲得したクリスチャン・ガリン(チリ)
RIO DE JANEIRO, BRAZIL - FEBRUARY 23: Cristian Garin of Chile celebrates with the trophy after defeating Gianluca Mager of Italy at the men's singles final match of the ATP Rio Open 2020 at Jockey Club Brasileiro on February 23, 2020 in Rio de Janeiro, Brazil. (Photo by Buda Mendes/Getty Images)

 両者は今回が初対戦。25歳のマジェルは予選2試合を勝ち抜き本戦入りを決めると、1回戦で前週のブエノスアイレスでツアー初タイトルを獲得したばかりだった第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を倒し、2日がかりとなった準々決勝では第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)から金星を挙げていた。

 この日はダブルスも中断となった準決勝2試合に続いて決勝が行われ、第1シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)が予選から勝ち上がってきたサルバトーレ・カルーゾ/フェデリコ・ガイオ(ともにイタリア)に6-4 5-7 [10-7]で競り勝ち2週連続優勝を飾った。

※トップ写真は優勝を決めた瞬間のクリスチャン・ガリン(チリ)
RIO DE JANEIRO, BRAZIL - FEBRUARY 23: Cristian Garin of Chile celebrates the victory after the men's singles final match of the ATP Rio Open 2020 at Jockey Club Brasileiro on February 23, 2020 in Rio de Janeiro, Brazil. (Photo by Buda Mendes/Getty Images)

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