手負いのジョコビッチがラオニッチを打破「グランドスラム大会でなければ間違いなく棄権する」 [オーストラリアン・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の大会7日目は、男女シングルス4回戦と男女ダブルス3回戦などが行われた。

 右の脇腹辺りにテーピングを貼った第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は時折体を伸ばしてボールに追いついたとき、たじろぐ素振りを見せた。彼は第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との約3時間のバトルを7-6(4) 4-6 6-1 6-4で制し、グランドスラム大会通算マッチ300勝目を挙げた。

 12度目のオーストラリアン・オープン準々決勝進出を決めたジョコビッチは、ケガの状態について語った。

「もしこれがグランドスラム大会でなかったら、間違いなく棄権するだろう。体が温まれば多少はましが、試合中はよくなったり悪くなったりしている状態だ」

 2度目の3連覇と9度目の優勝を目指しているジョコビッチは、第23シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-4 7-6(5) 6-3で破って勝ち上がった第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に対する準々決勝までの2日間はリカバリーに費やすことになりそうだ。第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)との3回戦で腹筋を痛めたときのように、回復のために時間をかけることになるはずだ。

 回復のために多くの時間をフィジオと過ごしながら、「異なる部位で異なる治療法。メディカルチームには痛み止めをもらい、本当に助けてもらっているよ」とジョコビッチは語った。

 ラオニッチ戦の前日はまったくボールを打たず、試合の3時間前にウォーミングアップをするまでは試合ができるかどうかも分からなかった。

 結果的にはカナダのビッグサーバーを退け、大丈夫なように見えた。第1セットにはラケットを落として広告を飛び越える場面もあり、第2セットではラオニッチが右足首のテーピングを巻き直すためにメディカルタイムアウトを取る姿を見つめた。

 ジョコビッチの動きは最高ではなかったが、41本のウィナーを決めて20回あったサービスゲームのうち一度しかブレークされないほどのパフォーマンスを見せた。

 これで彼のグランドスラム大会での通算成績は300勝45敗となり、ロジャー・フェデラー(スイス)以外で300勝に到達した唯一の男子プレーヤーとなった。

「素晴らしい選手との試合に勝つことができた。2日間で状態がよくなることを願っているよ」とジョコビッチはコメントした。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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