大坂なおみがベスト4へ一番乗り、曲者シェイ・スーウェイを問題にせず [オーストラリアン・オープン]

写真は大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)がシェイ・スーウェイ(台湾)を6-2 6-2で退けベスト4に一番乗りした。試合時間は1時間6分。

 全豪に6年連続出場となる大坂は、2019年の大会で前年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続くグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。連覇に挑んだ昨年は、3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に3-6 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、シェイとの対戦成績を5勝1敗とした。ハードコートでの過去3対戦はいずれもフルセットで決着しており、2019年全豪の3回戦は大坂が5-7 6-4 6-1で勝っていた。

 今大会での大坂はセンターコートの開幕試合だった1回戦でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-1 6-2で、2回戦で元世界ランク4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-3で、3回戦で第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 6-2で、4回戦では第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を4-6 6-4 7-5で破って8強入りを決めていた。

 前哨戦のギップスランド・トロフィー(WTA500/ハードコート)に参戦した大坂は、3試合に勝ったあと準決勝を棄権して今大会に備えていた。

 大坂は準決勝で、第2シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と第10シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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