16歳の望月慎太郎が中川直樹とのダブルスでITFツアー2勝目 [M15昌原]

ITF(国際テニス連盟)の男子ツアー下部大会「オリオン・カップ M15昌原」(ITFワールドテニスツアーM15/韓国・昌原/10月14~20日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、望月慎太郎(Team YUKA)/中川直樹(IMG Tokyo)がチョン・ホン/イ・ジェムン(ともに韓国)を6-4 6-4で倒し、優勝を果たした。試合時間は1時間14分。

 中川と望月のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。ふたりはシングルス準々決勝で対戦しており、中川が6-3 6-7(5) 6-4で勝っていた。

 今大会での望月/中川は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のキム・ヒョンジュン/イム・ヒョンチャン(ともに韓国)を6-3 6-4で下し、準々決勝は第4シードのチェ・ジェウォン/ムン・ジュへ(ともに韓国)の棄権による不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではホン・ソンチャン/シン・サンフイ(ともに韓国)を4-6 6-4 [10-6]で破って決勝進出を決めていた。

 7月にウインブルドン・ジュニアの男子シングルスで日本人選手として初のチャンピオンに輝いた16歳の望月は、チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)とのペアで臨んだ8月のカンクン(M15/ハードコート)に続く2勝目を挙げた。22歳の中川にとっては、ITFツアーのダブルスで初のタイトル獲得となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、JRはITFジュニア枠

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○14シン・サンフイ(韓国)7-5 6-2 ●17ダスティ H・ボイヤー(アメリカ)[6]

男子シングルス準決勝

○14シン・サンフイ(韓国)6-4 7-6(7) ●1清水悠太(三菱電機)[1]

○17ダスティ H・ボイヤー(アメリカ)[6] 5-7 6-3 7-5 ●29中川直樹(IMG Tokyo)

男子シングルス準々決勝

○1清水悠太(三菱電機)[1] 6-3 7-5 ●8ナ・ジョンウン(韓国)[8]

○14シン・サンフイ(韓国)6-3 6-1 ●11チョン・ホン(韓国)[WC]

○17ダスティ H・ボイヤー(アメリカ)[6] 6-1 6-3 ●23田形諒平(筑波大学)

○29中川直樹(IMG Tokyo)6-3 6-7(5) 6-4 ●26望月慎太郎(Team YUKA)[JR]

男子ダブルス決勝

○8望月慎太郎/中川直樹(Team YUKA/IMG Tokyo)6-4 6-4 ●9チョン・ホン/イ・ジェムン(韓国)

男子ダブルス準決勝

○8望月慎太郎/中川直樹(Team YUKA/IMG Tokyo)4-6 6-4 [10-6] ●2ホン・ソンチャン/シン・サンフイ(韓国)

○9チョン・ホン/イ・ジェムン(韓国)6-3 6-2 ●16岡村一成/田沼諒太(橋本総業ホールディングス/ワールド航空サービス)[2]

※写真はUSオープン・ジュニアでの望月慎太郎(Team YUKA)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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