カラツェフの快進撃は止まらず、グランドスラム本戦デビューで4強入りの快挙 [オーストラリアン・オープン]

写真はアスラン・カラツェフ(ロシア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、アスラン・カラツェフ(ロシア)が第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を2-6 6-4 6-1 6-2で下し、グランドスラム本戦デビューでベスト4に進出する快挙を成し遂げた。試合時間は2時間32分。

 全豪に5年ぶり3度目の出場となる27歳のカラツェフは、カタール・ドーハで行われた予選で3試合を勝ち抜き初のグランドスラム本戦入り。今大会で勝ち進むまで、ツアーレベルの本戦では3勝しか挙げたことがなかった。

 両者は今回が初対戦。29歳のディミトロフは2017年にメルボルン・パークで4強入りし、同年11月には「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得するなど世界ランク自己最高3位をマークした実績を持っている。

 今大会でのカラツェフは1回戦でジャンルカ・マジェル(イタリア)を6-3 6-3 6-4で、2回戦でイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)を6-0 6-1 6-0で、3回戦で第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 6-3 6-3で、4回戦では第20シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を3-6 1-6 6-3 6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 カラツェフは準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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