王者ジョコビッチがカラツェフの快進撃を食い止め一足先に決勝へ [オーストラリアン・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

今年最初のグランドスラム大会となる「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦2月8~21日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が快進撃を続けてきたアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-3 6-4 6-2で退け、18回目のグランドスラム制覇にあと1勝と迫った。試合時間は1時間53分。

 全豪に17年連続出場となる33歳のジョコビッチは、昨年の大会で同種目の新記録を更新する8度目(2008年、11~13年、15~16年、19~20年)の優勝を果たした。決勝ではドミニク・ティーム(オーストリア)を6-4 4-6 2-6 6-3 6-4で倒し、大会連覇を成し遂げた。

 両者は今回が初対戦。カタール・ドーハで行われた予選で3試合を勝ち抜き初のグランドスラム本戦入りを決めた27歳のカラツェフは、今大会で勝ち進むまでツアーレベルの本戦では3勝しか挙げたことがなかった。

 今大会でのジョコビッチは1回戦でジェレミー・シャルディ(フランス)を6-3 6-1 6-2で、2回戦でフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-3 6-7(3) 7-6(2) 6-3で、3回戦で第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(1) 6-4 3-6 4-6 6-2で、4回戦で第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-6(4) 4-6 6-1 6-4で、準々決勝では第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-7(6) 6-2 6-4 7-6(6)で破って4強入りを決めていた。

 ジョコビッチは決勝で、第4シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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