19歳の予選勝者セルンドロがツアー本戦デビューで決勝進出の快挙 [コルドバ・オープン]

写真は2018年オーストラリアン・オープンでのフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「コルドバ・オープン」(ATP250/アルゼンチン・コルドバ/2月22~28日/賞金総額35万6035ドル/クレーコート)の男子シングルス準決勝が行われ、第5シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)と19歳のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)がタイトルをかけて対戦することになった。

 ラモス ビノラスが予選勝者のファクンド・バグニス(アルゼンチン)を7-5 5-7 6-3で振りきり、セルンドロはフェデリコ・コリア(アルゼンチン)との地元勢対決を6-4 4-6 6-2で制した。

 2019年8月のキッツビューエル(ATP250/クレーコート)以来の決勝進出となる33歳のラモス ビノラスは、ATPツアー3勝目に王手をかけた。

 世界ランク335位のセルンドロは予選3試合を勝ち抜き初のツアー本戦入りを決めたあと、勝ち上がる過程でシード選手2人を倒していた。ツアー本戦デビューの選手が決勝に進出したのは、2004年5月にカサブランカ(ATPインターナショナルシリーズ/クレーコート)で優勝したサンティアゴ・ベンチュラ(スペイン)以来となる。

 決勝で対戦する両者は、今回が初対戦となる。セルンドロはプロの大会ではこれまでにITFツアー(シングルス3勝、ダブルス1勝)でしかタイトルを獲得したことがなく、今大会までに国際大会でトップ100の選手と対戦したのは2試合(1勝1敗)のみだった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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