21歳ポプリンが逆転勝利でツアー初優勝、ブブリクは決勝4連敗 [シンガポール・オープン]

写真はツアー初タイトルを獲得したアレクセイ・ポプリン(オーストラリア/右)と準優勝に終わったアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「シンガポール・テニス・オープン」(ATP250/シンガポール・シンガポール/2月22~28日/賞金総額36万1800ドル/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた21歳のアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)が第4シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を4-6 6-2 6-2で倒してATPツアー初タイトルを獲得した。試合時間は1時間24分。

 2019年6月に初のトップ100入りを果たしたポプリンは、ツアー大会では同年7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)でのベスト8がこれまでの最高成績だった。

 この結果でポプリンは、ブブリクとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2018年7月にアスタナ(ATPチャレンジャー/賞金総額12万5000ドル/ハードコート)の1回戦で初対戦し、ポプリンが5-7 6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのポプリンは1回戦で予選勝者のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を7-6(5) 7-6(5)で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアドリアン・アンドリエフ(ブルガリア)を6-1 5-7 6-3で、準々決勝でワイルドカードのマシュー・エブデン(オーストラリア)を6-4 7-6(7)で、準決勝では第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(5) 7-6(2)で破って決勝進出を決めていた。

 今季のツアー開幕戦のひとつだったアンタルヤ(ATP250/ハードコート)に続く決勝だった23歳のブブリクは、4度目のチャンスでツアー初優勝を目指していた。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのサンダー・ジレ/ヨラン・ビリゲン(ともにベルギー)が第4シードのエブデン/ジョン パトリック・スミス(オーストラリア)を6-2 6-3で下してコンビ5勝目を挙げた。(テニスマガジン)


男子ダブルス優勝のサンダー・ジレ(ベルギー/左)とヨラン・ビリゲン(ベルギー)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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