クビトバが3年ぶり2度目の優勝、ムグルッサは決勝3連敗 [カタール・オープン]

写真は3年ぶり2度目の優勝を飾ったペトラ・クビトバ(チェコ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「カタール・トータル・オープン」(WTA500/カタール・ドーハ/3月1~6日/賞金総額56万5530ドル/ハードコート)女子シングルス決勝で、第4シードのペトラ・クビトバ(チェコ)がガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を6-2 6-1で下して2019年4月のシュツットガルト以来となるタイトルを獲得した。

 ソーシャルディスタンスを取ったまばらな観客たちの前でプレーしたクビトバはムグルッサのサービスゲームを5度連続でブレークし、第1セットを先取したあと第2セットでも大きなリードを奪った。これはふたりにとって、同じ大会の2018年決勝でクビトバがムグルッサを破ったとき以来の対戦だった。

 ドーハでの3度目の決勝で2度目の栄冠に輝いたクビトバは、ツアー決勝での戦績を28勝10敗とした。彼女は昨年の決勝で、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に敗れていた。

「本当に素晴らしい1週間だったわ。ここでは何となくアットホームな気分になるの。このコートが大好きよ」とクビトバはコメントした。

 今シーズンのクビトバは出だしで揮わず、オーストラリアン・オープンでは2回戦でソラナ・シルステア(ルーマニア)に敗れるなど2勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 一方のムグルッサはツアー8勝目を目指していたが、7度目の準優勝に終わった。ムグルッサは2020年オーストラリアン・オープンでソフィア・ケニン(アメリカ)に、先月のヤラバレー・クラシックではアシュリー・バーティ(オーストラリア)に阻まれており、決勝で3連敗となった。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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