ルブレフがATP500で4大会連続優勝の快挙「本当にうれしい」 [ABN AMROワールド]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ABN AMROワールド・テニス」(ATP500/オランダ・ロッテルダム/3月1~7日/賞金総額111万7900ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(4) 6-4で倒し、ここ7ヵ月で4度目のツアー優勝を飾った。

 昨年の夏に新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの中でツアーが再開して以来、ルブレフは自らを男子テニスのトッププレーヤーの一角に押し上げた調子を維持している。彼は昨年9月からATP500の3大会(ハンブルク、サンクトペテルブルク、ウィーン)でタイトルを獲得し、先月の世界テニス国別対抗戦「ATPカップ」ではロシアを優勝に導いた。

「このタイトルを獲ることができて本当にうれしいよ」とルブレフはコメントした。

 お互いにサービスゲームをキープする展開だった第1セットでフチョビッチはルブレフを厳しく追い込んだが、タイブレークの末にセットを落としたあとは力を弱めて第2セットの最初のゲームでブレークを許した。

 今大会に予選から出場したフチョビッチは9日間で7試合をプレーしたあと、信じられないほど素晴らしい週を送ったと語った。

 ルブレフはATP500の大会での連勝を「20」に伸ばし、2019年のモスクワからツアー決勝7連勝で戦績を8勝2敗とした。ATPツアーでは2018年5月にジュネーブで唯一のタイトルを獲得しているフチョビッチは、ツアー決勝で2連敗となった。

 これに先立ちダブルス決勝も行われ、第2シードのニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ(ともにクロアチア)がケビン・クラウィーツ(ドイツ)/オリア・テカウ(ルーマニア)を7-6(7) 6-2で下して今季3勝目を挙げた。(C)AP(テニスマガジン)


男子ダブルス優勝のニコラ・メクティッチ(クロアチア/右)とマテ・パビッチ(クロアチア)

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写真◎Getty Images

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