錦織が接戦を制してベスト8進出、デミノーに2019年USオープンの雪辱 [ABN AMROワールド]

写真は錦織圭(日清食品)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ABN AMROワールド・テニス」(ATP500/オランダ・ロッテルダム/3月1~7日/賞金総額111万7900ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、錦織圭(日清食品)がアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 2-6 7-5で倒してベスト8進出一番乗りを決めた。試合時間は2時間14分。

 第3セット5-3のサービング・フォー・ザ・マッチでマッチポイントがありながらもブレークバックを許した錦織だったが、第12ゲームをブレークして勝利を決めた。

 ロッテルダムに2年ぶりの出場となる31歳の錦織は初参戦だった2019年に第1シードとして臨んで3試合を勝ち上がったあと、準決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)に2-6 6-4 4-6で敗れていた。

 今大会での錦織は、1回戦で第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を7-6(4) 6-1で破って今季初勝利を挙げていた。

 この結果で錦織は、デミノーとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2019年8月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の3回戦で初対戦し、デミノーが6-2 6-4 2-6 6-3で勝っていた。

 錦織は準々決勝で、ボルナ・チョリッチ(クロアチア)とドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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