トップシードのティームは全豪4強カラツェフに苦戦も準々決勝へ [カタール・オープン]

2021-03-11

トップシードのティームは全豪4強カラツェフに苦戦も準々決勝へ [カタール・オープン]

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写真はドミニク・ティーム（オーストリア）（Getty Images）

ATPツアー公式戦の「カタール・エクソンモービル・オープン」（ATP250／カタール・ドーハ／3月8～13日／賞金総額89万920ドル／ハードコート）の男子シングルス2回戦で、第1シードのドミニク・ティーム（オーストリア）がオーストラリアン・オープンで予選から準決勝に進出して世界を驚かせたアスラン・カラツェフ（ロシア）を6-7(5) 6-3 6-2で倒して8強入りを決めた。

　この大会では上位4シードが初戦をBYEで免除されており、ティームにとってこの試合が初戦だった。ティームは次のラウンドで、第5シードのロベルト・バウティスタアグート（スペイン）と対戦する。バウティスタアグートは一度も相手にブレークポイントを与えず、アレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）を6-4 6-3で退けた。

　第3シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）は対戦相手のリシャール・ガスケ（フランス）が脚のケガを理由に棄権したため、コートに立つことなく不戦勝で勝ち上がりを決めた。

　バセック・ポスピショル（カナダ）との同胞対決を7-5 6-4で制した第4シードのデニス・シャポバロフ（カナダ）は、テイラー・フリッツ（アメリカ）に対する準々決勝に駒を進めた。フリッツは第6シードのダビド・ゴファン（ベルギー）に対して最終セット5-6からマッチポイントを1本凌ぎ、タイブレークではさらに2つのマッチポイントをセーブした末に6-1 5-7 7-6(9)で競り勝った。

　そのほかの試合では1年以上ぶりの復帰戦に臨んだ第2シードのロジャー・フェデラー（スイス）がダニエル・エバンズ（イギリス）を7-6(8) 3-6 7-5で、ニコラス・バシラシビリ（ジョージア）がワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したマレク・ジャジリ（チュニジア）を6-2 6-2で、マートン・フチョビッチ（ハンガリー）は予選勝者のロイド・ハリス（南アフリカ）を4-6 7-6(5) 6-2で倒し、ベスト8が出揃った。

　準々決勝ではフェデラーがバシラシビリと、ルブレフはフチョビッチと対戦する。(C)AP（テニスマガジン）

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写真◎Getty Images

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