ムグルッサがまたもサバレンカに勝ってベスト4進出 [ドバイ選手権]

写真はガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7~13日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第9シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が第3シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を3-6 6-3 6-2で倒してベスト4に進出した。

 第1セットを落としたムグルッサは第2セットの最初のゲームでブレークされたが、そこから巻き返して2週連続でサバレンカから勝利をおさめた。前週のカタール・オープン2回戦で接戦の末にサバレンカに勝ったムグルッサは、そのあと決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 ムグルッサは次のラウンドで、第10シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。ふたりは2016年USオープンで初対戦しており、そのときはムグルッサが勝っている。

 メルテンスはマッチポイントを凌ぎ、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)を5-7 7-5 6-0で振りきった。ペグラは第2セット5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで試合を終わらせることができなかったが、次のメルテンスのサービスゲームで3本のマッチポイントを手にした。しかしメルテンスはその都度踏みこたえ、最後の11ゲームを連取して勝利をもぎ取った。

 そのほかの試合ではジル・タイヒマン(スイス)が16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-3で、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)は19歳のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-0 6-2で下し、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。

 先月のオーストラリアン・オープンでのミックスダブルス3連覇などダブルス種目で5度グランドスラム大会を制しているクレイチコバは、シングルスにおけるキャリア2度目の決勝進出まであと1勝と迫った。彼女は2017年のニュルンベルクで決勝に進出したが、キキ・バーテンズ(オランダ)に一方的に敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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