ムグルッサがメルテンスを倒して今季3度目の決勝進出 [ドバイ選手権]

写真はガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(WTA1000/アラブ首長国連邦・ドバイ/3月7~13日/賞金総額183万5490ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第9シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が7本目のマッチポイントをものにして第10シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 7-6(5)で倒し、今季3度目の決勝に進出した。

 2019年4月以来のタイトルを目指すムグルッサは、土曜日の決勝でバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。ムグルッサは先週のカタール・オープン決勝でペトラ・クビトバ(チェコ)に、先月のヤラバレー・クラシック決勝ではアシュリー・バーティ(オーストラリア)に敗れていた。

 メルテンスは前日の準々決勝で3つのマッチポイントを凌いだ末にジェシカ・ペグラ(アメリカ)を破っており、この日も一時的にではあったがムグルッサに対して似たような展開に持ち込むかに思われた。

 ムグルッサは第2セット5-3からサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたが、メルテンスはマッチポイントを凌いだ末にブレークバックに成功した。メルテンスは次のゲームでさらに3つのマッチポイントをセーブし、もつれ込んだタイブレークでさらに2度のピンチを切り抜けた。ムグルッサがようやく勝利を決めたとき、最初のマッチポイントから30分近くが経過していた。

「彼女は非常に才能のある選手であり、常に1本余計にボールを返してくるの。だから私は5-3とリードしてマッチポイントを握っても、集中力を緩めなかったわ」とムグルッサはメルテンスについてコメントした。

 ダブルスのスペシャリストとして知られるクレイチコバはジル・タイヒマン(スイス)とのノーシード対決を7-5 6-2で制し、WTAツアーのシングルスでキャリア2度目の決勝行きを決めた。

 グランドスラム大会のダブルス種目を5度制しているクレイチコバは、先月のオーストラリアン・オープンでミックスダブルス3連覇を達成した。彼女は2017年のニュルンベルクで決勝に進出したが、キキ・バーテンズ(オランダ)に一方的に敗れていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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