『ビッグ3』不在の中、ホルカシュがシンネルを倒してマスターズ初制覇 [マイアミ・オープン]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したホベルト・ホルカシュ(ポーランド)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月24日~4月4日/賞金総額429万9205ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第26シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)が第21シードのヤニク・シンネル(イタリア)を7-6(4) 6-4で下してキャリア最大のタイトルを獲得した。試合時間は1時間43分。

 24歳のホルカシュがツアー大会のシングルスで優勝したのは、今季開幕戦のひとつだったデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)以来で3度目となる。ツアー決勝での戦績は3勝0敗となり、大会後に更新される世界ランクで自己最高を更新する16位に浮上することが確実となった。

 両者はツアーでダブルスを組むこともあるよき友人同士だが、公式戦で対戦したのは今回が初めてだった。

 今大会でのホルカシュは初戦となった2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を7-6(5) 6-4で、3回戦で第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-3 7-6(6)で、4回戦で第12シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を4-6 6-3 7-6(4)で、準々決勝で第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を2-6 6-3 6-4で、準決勝では第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 19歳のシンネルはアンドレ・アガシ(アメリカ)、マイケル・チャン(アメリカ)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に続きATPマスターズ1000の大会で栄冠に輝いた6人目のティーンエイジャーとなることを目指していた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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