ケニンら上位シード勢4人が初戦で敗れる番狂わせ [ボルボ・カーズ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのソフィア・ケニン(アメリカ)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ボルボ・カーズ・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月5~11日/賞金総額56万5530ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が日本の土居美咲(ミキハウス)を6-2 6-1で下して今季のクレーコート初戦を勝利で飾った。試合時間は1時間1分。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、バーティはこの試合がマイアミ・オープン(WTA1000/ハードコート)で連覇を達成したあとの初戦だった。

 バーティは次のラウンドで、第13シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)との地元勢対決を1-6 7-5 6-4で制して勝ち上がったシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦する。

 この日はバーティ以外にも4人の上位シード勢が初戦に臨んだが、第2シードのソフィア・ケニン(アメリカ)がローレン・デービス(アメリカ)に6-4 3-6 4-6で敗れるなど波乱が相次いだ。

 スローン・スティーブンス(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第8シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-4 6-4で、アリゼ・コルネ(フランス)が第7シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-5 6-3で、パウラ・バドーサ(スペイン)は第5シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 6-7(2) 6-1で倒し、それぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合では第13シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)、第15シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)、キャサリン・マクナリー(アメリカ)、予選勝者の奈良くるみ(安藤証券)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 3回戦ではジャバーがコルネと、ガウフがデービスと、クデルメトワが奈良と、スティーブンスがトムヤノビッチと、バドーサがマクナリーと、コビニッチは前日に勝ち上がりを決めていた第3シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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