19歳オソリオ セラーノがツアー初優勝を母国コロンビアで飾る [コルサニタス・カップ]

写真は2019年大会でのマリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「コルサニタス・カップ」(WTA250/コロンビア・ボゴタ/4月5~11日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマリア カミラ・オソリオ セラーノ(コロンビア)が第5シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)を5-7 6-3 6-4で倒して地元優勝を果たした。試合時間は2時間48分。

 ボゴタに2年ぶり5度目の出場となった19歳のオソリオ セラーノは、2度目の本戦だった2019年のベスト8がこれまでのツアー最高成績だった。

 両者は今回が初対戦。元ジュニア世界ナンバーワンのオソリオ セラーノは2019年全米ジュニアでタイトルを獲得した実績を持っており、同大会で3人目のコロンビア人チャンピオンとなった。

 シングルスでは2019年5月のニュルンベルク(WTAインターナショナル/クレーコート)となる2度目のツアー決勝だった23歳のジダンセクは、初優勝を目指していた。ジダンセクはダブルスでツアー3勝、シングルスのWTA125Kシリーズでは2勝を挙げている。

 今大会でのオソリオ セラーノは1回戦でサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を6-3 6-2で、2回戦で第7シードのテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-3 6-3で、準々決勝でシュテファニー・フェーゲレ(スイス)を6-3 7-5で、準決勝では予選勝者のアルモニー・タン(フランス)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 世界ランク自己最高の180位で今大会を迎えたオソリオ セラーノは、今季の女子ツアーのシングルスでもっともランキングの低い決勝進出者だった。今週の活躍で大会後に更新されるWTAランキングでは、135位に浮上することが確実となった。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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