ジョコビッチとナダルがクレーコートシーズンを勝利でスタート [モンテカルロ・マスターズ]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/賞金総額246万585ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦が行われ、長い休止から戻ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)が彼らのクレーコートシーズンを勝利でスタートした。

 第1シードのジョコビッチが新進気鋭のヤニク・シンネル(イタリア)を6-4 6-2で下し、モンテカルロで11度の優勝を誇る第3シードのナダルはフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-1 6-2で退けた。上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ふたりにとってこの試合が初戦だった。

 ナダルとジョコビッチはともに、2月のオーストラリアン・オープンのあとにしばしの休息期間を取っていた。メルボルンでのジョコビッチは、記録更新となる9度目の優勝を遂げていた。

 シンネルに対する厳しいテストに臨んだ世界ランク1位のジョコビッチはすんなりとクレーコートのテニスに順応し、3回戦進出を決めて今季の無敗記録を「10」に更新した。

「とてもいい対戦だったね。素晴らしい初戦だったと思うし、僕にとって大きなチャンレンジだったよ。今日はとにかく諦めずに踏ん張り、何とか適切な瞬間に適切なショットを打って適切なゲームをすることができた」とモナコ在住のジョコビッチは振り返った。

 試合の早い段階で自分のサービスゲームを落としたあと、ジョコビッチは4ゲームを連取して流れを掴んだ。マイアミ・オープンで準優勝したあとにモンテカルロに乗り込んできた19歳のシンネルは2本のマッチポイントを凌いだが、頻繁にジョコビッチの多彩なベースラインからの攻撃と狡猾なドロップショットに苦しめられることになった。最後はシンネルがダブルフォールトを犯し、試合に終止符が打たれた。

 ジョコビッチは次のラウンドで、ダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦する。エバンズはこの日、マイアミでマスターズ初制覇を果たした第13シードのホベルト・ホルカシュ(ポーランド)を6-4 6-1で倒す番狂わせを演じた。

 2013年決勝でナダルを打破して2015年にもタイトルを獲得しているジョコビッチは、日曜日の決勝でナダルと対戦することになる可能性がある。

 一方のナダルは予選から勝ち上がってきたデルボニスに対して直面した5つのブレークポイントのうち4本をセーブし、試合を通して主導権を握った。彼は次の3回戦で、ジェレミー・シャルディ(フランス)を7-6(3) 6-4で破って勝ち上がった第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

 またディフェンディング・チャンピオンで第15シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)がジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に6-3 6-3で勝ち、キャスパー・ルード(ノルウェー)は第7シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-3 6-3で下してキャリア2度目の対トップ10勝利をマークした。

 この日はシュワルツマンとホルカシュ以外にシードダウンがなく、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第9シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)らが3回戦に駒を進めた。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされたが、今年は無観客での開催ながら男子ツアーのカレンダーに戻ってきた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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