世界ナンバーワンのジョコビッチが敗れる波乱、ナダルは準々決勝へ [モンテカルロ・マスターズ]

写真はラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/賞金総額246万585ユーロ/クレーコート)の男子シングルス3回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がダニエル・エバンズ(イギリス)に4-6 5-7で敗れる番狂わせが起きた。

 それはオーストラリアン・オープン優勝者のジョコビッチにとって、いつもの彼らしくないらしくないずさんなパフォーマンスだった。ジョコビッチがキャリア通算82のタイトルを獲得してきたのに対し、ノーシードのエバンズはわずか1勝しか挙げていない。

「彼の勝利にケチをつけたくはないが、僕の側から言えばコートにいて酷い気分だったよ。何をやってもうまくいかないという日のひとつだったね」と世界ナンバーワンのジョコビッチは悔しさを滲ませた。

 それに対して最多記録更新となる12度目の優勝を目指す第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)は特に問題を抱えることもなく、第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-1 6-1で退けた。

 ディミトロフは最初のサービスゲームで3度ダブルフォールトを犯し、一方的だったその試合でナダルは最終的に5度のブレークに成功した。

「彼のことを気の毒に思うよ。今日の彼がまずい試合をしたことは事実だ。僕は適切なプレーをしていたが、それよりも今日は彼のプレーがよくなかったね」とナダルは振り返った。

 ナダルは次のラウンドで、第9シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-6(2) 5-7 6-3で破って勝ち上がった第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。

 2年前の準決勝で本調子とは言えなかったナダルを堂々と打ち破った2019年チャンピオンで第15シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は、フィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-2 7-6(1)で下して8強入りを決めた。

 そのほかの試合では第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第11シードのダビド・ゴファン(ベルギー)、キャスパー・ルード(ノルウェー)、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではチチパスがダビドビッチ フォキナと、ゴファンがエバンズと、フォニーニはルードと顔を合わせる。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりキャンセルされたが、今年は無観客での開催ながら男子ツアーのカレンダーに戻ってきた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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