カラツェフを倒したベレッティーニが今季初優勝でツアー4勝目 [セルビア・オープン]

写真は今季初優勝を飾ったマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「セルビア・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/4月19~25日/賞金総額71万1800ユーロ/クレーコート)の男子シングルスシングルス決勝で、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が第3シードのアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-1 3-6 7-6(0)で振りきりチャンピオンに輝いた。試合時間は2時間27分。

 25歳のベレッティーニがATPツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2019年6月のシュツットガルト(ATP250/グラスコート)以来で通算4度目となる。

 両者は今回が初対戦。27歳のカラツェフは前日に行われた準決勝で、3時間25分の死闘の末に世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-5 4-6 6-4で倒す金星を挙げていた。

 今大会でのベレッティーニは初戦となった2回戦でマルコ・チェッキナート(イタリア)を6-4 6-3で、準々決勝で第5シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)を6-4 6-4で、準決勝ではラッキールーザーから勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)を6-1 6-7(5) 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 2009年に始まったこの大会は13年に一度廃止されたが、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに伴うスケジュール変更によりブダペスト(ATP250/クレーコート)から移転する形で9年ぶりに開催されることになった。大会ディレクターはジョコビッチの弟であるジョルジェ・ジョコビッチ(セルビア)が務め、ジョコビッチが所有するテニスセンターが会場となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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