メルテンスが接戦の末にハレプからクレーコートで初勝利をマークし準々決勝へ [マドリッド・オープン]

写真はエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月29日~5月9日/賞金総額254万9105ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第13シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に6-4 5-7 5-7で敗れる番狂わせが起きた。

 第1セットを落としたメルテンスは第2セットと第3セットでいずれもブレークダウンから挽回し、2時間34分の接戦の末にハレプから逆転勝利をおさめた。

 今大会に2年ぶり10回目の出場となった29歳のハレプは、2016年と17年に2連覇を達成。前回開催された2019年は4度目の決勝進出を果たしたが、キキ・バーテンズ(オランダ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 ハレプからクレーコートで初勝利を挙げたメルテンスは次のラウンドで、ジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第5シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 そのほかの試合ではカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第16シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-0 6-7(9) 7-5で、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)は第11シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を7-5 6-7(8) 6-3で倒し、それぞれシードダウンを演じた両者の準々決勝での対戦が決まった。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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