ズベレフが2018年決勝に続いてティームを倒して3年ぶりのタイトル奪還に王手 [マドリッド・オープン]

写真は試合後に健闘を称え合うアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/右)とドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/5月2~9日/賞金総額322万6325ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 6-4で下して3年ぶりのタイトル奪還に王手をかけた。

 前のラウンドで6度目の優勝を目指していたラファエル・ナダル(スペイン)を倒したズベレフは2018年にタイトルを争ったティームにふたたび勝利し、決勝の舞台に戻ってきた。彼は3月にアカプルコで勝っており、今季2勝目を目指している。

 カハ・マヒカのセンターコートでズベレフはティームに対して第1セットで一度、第2セットでは2度のブレークに成功した。金曜日のナダルに対する準々決勝を含め、ズベレフは今大会でまだ1セットも落としていない。

「彼らは恐らく、フレンチ・オープンで優勝する最有力候補と皆が考えている2人のクレーコーターだ」とズベレフはナダルとティームについて話した。

「ラファは何があっても優勝候補の筆頭だ。恐らくノバクが2番手で、ドミニクはかなり僅差で3番手だろう。これまでのところ、僕にとってはいい週になっているよ。だけどまだ仕事は終わってない」

 マドリッドで2度準優勝した実績を持つティームはドバイとドーハで早期敗退を喫したあと、数週間の休みを取ってリフレッシュして今大会に臨んでいた。ティームは昨年9月にUSオープンでグランドスラム初制覇を果たして以来、ツアーでタイトルを獲得できていない。

「総じて言えば、僕は今週についてとても満足しているよ。ここまで勝ち残って準決勝で彼のような素晴らしいプレーヤーと対戦することなんてまったく期待していなかったんだ。文句のつけようがないよ。もちろん、改善すべき点はたくさんあるけどね」とティームはコメントした。

 ズベレフは日曜日の決勝で、キャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第8シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。2週間前のベオグラードで今季初タイトルを獲得したベレッティーニは一度もブレークポイントに直面することなくルードを退け、ATPマスターズ1000の大会で初の決勝進出を果たした。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(APライター◎テレス・アゾーニ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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