男子は14歳以下が安藤雄哉、12歳以下は櫻井義浩が制す [全国選抜ジュニア]

2021-05-16

男子は14歳以下が安藤雄哉、12歳以下は櫻井義浩が制す [全国選抜ジュニア]

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全国選抜ジュニアの男子14歳以下を制した安藤雄哉

千葉県柏市・吉田記念テニス研修センターで5月13日から16日まで開催された「DUNLOP CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会兼ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会」。大会最終日は14歳以下および12歳以下の男女シングルス決勝と3位決定戦が行われ、男子の14歳以下は安藤雄哉（関東／荏原SSC）、12歳以下は櫻井義浩（関東／美浜テニスガーデン）が優勝を飾った。

　ノーシードからの男子14歳以下の決勝に進出した安藤はトップシードの逸﨑獅王（関西／First-J Junior Team）を相手に、「ゾーンに入れた」という第1セットはタイブレークで振りきってリードを奪うも、「少し集中が切れた」という第2セットを3-6で落としてファイナルセットに持ち込まれた。

トップシードの逸﨑はあと一歩及ばず

　それでも「リカバリーできて、落ち着いてプレーできた」と第3セットは主導権を奪い返す。強打の応酬では打ち負けず、角度をつけられても諦めず、追いつき、さらに角度をつけて切り返す。5-2から5-4に追い上げられたが、最後はラブゲームで締めて初の全国タイトルを手にした。

「フィジカルを鍛えてきたから、振られても追いつくことができた。打たれてもロブを交えたりしながら相手のペースを崩せた」と勝因を振り返った安藤。「これで安心せず、もっと努力して、全日本ジュニアで優勝を狙いたい」とさらなる高みを見据える。

男子12歳以下は櫻井義浩が優勝

　トップ2シードの激突となった男子12歳以下の決勝は、第2シードの櫻井が第1シードの安生竜輝（関東／宇都宮サンTC）を6-1 7-5で制した。互いにミスの少ない緊迫したラリー戦が続く中、「相手のミスが少なかったので我慢して、浅いボールで攻めていった」という櫻井が最後は決め手で上回った。

「守りながら攻めるということができた。終わったときはよかったと思えた。今までで一番うれしい」と振り返った櫻井。1週間後には全国小学生テニス選手権の関東予選大会が控えているが、「優勝して全国に繋げたい」と意気込んでいる。

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編集部◎杉浦多夢　写真◎BBM

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