19歳ムゼッティが逆転勝利で2回戦へ「2年前のロレンツォなら勝てなかった」 [エミリア ロマーニャ・オープン]

写真はバルセロナ・オープンでのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「エミリア ロマーニャ・オープン」(ATP250/イタリア・エミリア ロマーニャ州パルマ/5月23~29日/賞金総額54万1800ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦でロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がジャンルカ・マジェル(イタリア)との地元勢対決を4-6 6-1 6-2で制し、今季のATPツアーでマッチ13勝目を挙げた。彼は2020年シーズンを終えた時点で、ツアーレベルの大会では5試合にしか勝ったことがなかった。

「2年前のロレンツォなら、第1セットを悪い形で落としたあとで今日の試合に勝つことはできなかっただろうね。そこが大きく進歩したところだと思うよ」と19歳のムゼッティはコメントした。

 前週のリヨンで4強入りしたムゼッティは、世界ランク自己最高の76位で今大会を迎えている。ムゼッティは次のラウンドで、サム・クエリー(アメリカ)を3-6 6-3 7-6(3)で破って勝ち上がった第8シードの西岡良仁(ミキハウス)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのリシャール・​ガスケ(フランス)、第7シードのアルヤズ・ベデネ(スロベニア)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、イリ・​ベセリ(チェコ)、ジャウメ・​ムナール(スペイン)、ラッキールーザーで本戦入りしたノルベルト・ゴンボス(スロバキア)、予選勝者のペドロ・​マルチネス(スペイン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマルコ・チェッキナート(イタリア)が2回戦に駒を進めた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、ATPツアーのカレンダーに新たに追加されていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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