セルビアの英雄ジョコビッチが母国で2011年以来となる3度目のタイトル獲得 [ベオグラード・オープン]

写真は母国セルビアで3度目の優勝を飾ったノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)

ATPツアー公式戦の「ベオグラード・オープン」(ATP250/セルビア・ベオグラード/5月23~29日/賞金総額51万1000ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が予選から勝ち上がってきたアレックス・モルカン(スロバキア)を6-4 6-3で倒して地元優勝を飾った。試合時間は1時間28分。

 34歳のジョコビッチがツアー大会のシングルスでタイトルを獲得したのは、2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来で通算83回目となる。母国セルビアで開催された大会では、2009年と11年のベオグラードに続く3勝目を挙げた。

 両者は今回が初対戦。25歳で世界ランク255位のモルカンがATPツアーでプレーするのはこれが3度目に過ぎず、今週まで本戦では1勝も挙げたことがなかった。

 今大会でのジョコビッチは初戦となった2回戦でラッキールーザーから勝ち上がってきたマッツ・モレイン(ドイツ)を6-2 7-6(4)で、準々決勝でフェデリコ・コリア(アルゼンチン)を6-1 6-0で、準決勝では予選勝者のアンドレイ・マルティン(スロバキア)を6-1 4-6 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによりフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の開幕日が1週間遅れた中、ATPツアーのカレンダーに新たに追加されていた。

 4月に開催されたセルビア・オープン(ATP250/クレーコート)に続いて今大会も大会ディレクターはジョコビッチの弟であるジョルジェ・ジョコビッチ(セルビア)が務め、ジョコビッチが所有するテニスセンターが会場となっていた。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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