フレンチ・オープンで試合後の記者会見を拒否した大坂なおみに1万5000ドルの罰金処分

写真は大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)が開幕し、初日は男女のシングルス1回戦各20試合が行われた。

 第2シードの大坂なおみ(日清食品)は1回戦勝利後の記者会見をスキップしたことで、フレンチ・オープンのレフェリーにより1万5000ドルの罰金を科された。さらに今後もメディアに対する義務を拒否し続ける場合、彼女はより重い罰を課される可能性があると警告された。グランドスラム大会とプロツアーではリクエストがあった場合、試合後の記者会見を義務付けられている。

 この罰則は、フランステニス連盟(FFT)のジル・モレトン会長と他の3つのグランドスラム大会の責任者による共同声明として発表された。

 声明文ではルールブックを引用して「違反が繰り返される場合は大会からの追放を含むより厳しい処分が下される可能性がある」と指摘し、「より高額の罰金や将来的なグランドスラム大会への出場停止処分などに繋がる重大な違反の調査対象になりうる」と言及した。

 女子世界2位でグランドスラム大会優勝歴4度の大坂は水曜日に自身のツイッターを更新し、フレンチ・オープン期間中はメディアに対する通常のやり取りには参加しない意向を表明していた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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