「一緒にプレーした経験がずっと残っていく」1回戦でツォンガを退けた西岡良仁 [フレンチ・オープン]

1回戦でツォンガを倒した西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-4 6-2 3-6 7-6(5)で倒した西岡良仁(ミキハウス)が試合を振り返った。

「“ツォンガ選手が全仏最後かもしれない”というのは試合後に知りました。彼がトップ10に入っていた時期と現在で状況が変わっていますが、彼の人気はコートに入っても分かった。人柄のよさも感じた。トップ選手で好かれる選手というのは分かっていたので、ここ地元フランスの大きいコートでツォンガ選手と対戦できるのは大きな経験のひとつ。いかに上を経験した人たちと対戦するかは、僕にとって大事なこと。僕がプロになる前から、トップだった選手が年齢とともに引退していく。彼が全豪の決勝を戦ったのをテレビで見ていた。そんな相手と試合ができるのは思い出になる。勝てたこともうれしいし、一緒にプレーした経験が僕の中にずっと残っていくと思います」

 お客さんがいなくなったあと、第3セットからツォンガの反撃に苦しんだ。気温や湿度の変化が大きな要因だったという。

「試合がスタートした時間帯はまだ気温が高く、ボールがよく弾んだ。それは僕にとって有利に働いた。今年のコートは例年よりサーフェスが硬く、ボールが速く、動きにくい。ボールが跳ねて乾燥していた分、ツォンガ選手がフォアに回り込んで打つ時間がなく、そこでミスをたくさんさせることができた。だから、第2セットまでは自分のペースに持っていきやすかった。観客がいなくなって彼もリラックスしたのか、また気温が下がって日が落ちてボールが弾まなくなり、そこからツォンガ選手の打ちやすい打点にボールがいくようになって展開が変わった。気合も入れて頑張ったのもあると思う。その分競り始めたという印象があります」

 2回戦では、ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)との対戦が決まっている。1週間前にイタリア・パルマでの大会で6-3 6-2で倒したばかりの相手だ。

 「一度プレーしている分、お互い手の内が分かっているので、お互い対策をしての対戦になる。どれくらいのボールを打つのか、どういうプレーをするのかをお互い分かっている。最初から主導権の握り合いになると思う。彼をどうやって下げられるかがポイントになる。それで前に出て、パルマでは勝つことができた。でも、当然彼もその対策はしてくるだろうし、前回のようにはいかない。前回も取られそうで取られなかったゲームが多かったので、それが一個取られていたら全然違う展開になっていたはず。絶対タフな試合で長引くと思う。それは覚悟して臨む」(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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