2回戦敗退後に車いすで退場したフリッツが右膝の半月板損傷を明かす「膝で何かが弾ける音を聞いた」 [フレンチ・オープン]

写真は男子シングルス2回戦でのテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の大会5日目に行われた男子シングルス2回戦で敗れたテイラー・フリッツ(アメリカ)が、右膝の半月板損傷を修復するために手術が必要になると明かした。彼は今、ウインブルドンでのプレーに間に合うタイミングで回復したい願っている。

 第30シードのフリッツはドミニク・コプファー(ドイツ)に3-6 6-7(4) 6-4 1-6で敗れた試合の最後のポイントでケガをし、車いすでコートから去る羽目に陥った。

「マッチポイントでフォアハンドを打って倒れたとき、膝で何かが弾ける音を聞いたんだ。そのあとには握手をするためネット際に行くことさえままならなかった。立ちあがろうとしたけど、できなかったんだ」と彼は自身のSNSを通して説明した。

 ロラン・ギャロスに4年連続5度目の出場となった23歳のフリッツは、秋に開催された昨年の大会での3回戦が最高成績となっている。

 コプファーは次のラウンドで、マリン・チリッチ(クロアチア)を6-2 2-6 7-6(4) 6-2で破って勝ち上がった第8シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。(APライター◎ジェローム・パグマイア&アンドリュー・ダンプ/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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