序盤の出遅れを克服したシフィオンテクがパリでの連続セット獲得記録を継続 [フレンチ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の大会7日目は、トップハーフ(ドローの上半分)の男女シングルス3回戦各8試合などが行われた。

 イガ・シフィオンテク(ポーランド)がパリで最新の勝利をおさめて右の拳を突き上げ、ラファエル・ナダル(スペイン)はその30分弱後に勝って左のアッパーカットで祝った。

 ふたりのディフェンディング・チャンピオンはロラン・ギャロスで強力なワンツーパンチを放ち、土曜日に揃ってベスト16進出を決めた。

 第8シードのシフィオンテクは第1セットで先にブレークを許しながらも巻き返し、第30シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を7-6(4) 6-0で倒した。

 過去2度のハードコートでの対戦で敗れていたコンタベイトから3度目の対戦で初勝利を挙げたシフィオンテクは、今大会で続いている連続セット獲得数を「20」に伸ばした。コンタベイトに第1セットで2-4とリードされたときには記録継続の危機にさらされたが、シフィオンテクはそこから優位に立って第2セットではわずか12ポイントしか落とさなかった。

「こういう試合をプレーするのはいいことよ。地に足をつけさせてくれるし、すべてのポイントで注意深くさせてくれるから。本当に重要な瞬間にしっかりしたプレーができてよかったわ」とシフィオンテクはコメントした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、バルバラ・グラチェワ(ロシア)を6-1 6-2で破って勝ち上がった18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。(APライター◎ジェローム・パグマイア&スティーブン・ワイン/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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