国枝慎吾は準優勝、ヒュウェットが2年連続単複2冠を達成 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は車いすの部の男シングルスで2連覇を達成したアルフィー・ヒュウェット(イギリス/左)と準優勝の国枝慎吾(ユニクロ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はアルフィー・ヒュウェット(イギリス)に3-6 4-6で敗れ、ヒュウェットがタイトル防衛に成功した。試合時間は1時間46分。

 23歳のヒュウェットがグランドスラムのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年のロラン・ギャロス以来で通算5度目(全仏3回、全米2回)となる。

 この結果でヒュウェットは、国枝との対戦成績を10勝12敗とした。2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では準決勝で顔を合わせ、ヒュウェットが6-3 6-4で勝っていた。

 今大会でのヒュウェットは1回戦でヨアキム・ジェラード(ベルギー)を6-1 6-4で、準決勝では第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を1-6 7-5 7-6(6)で破って決勝進出を決めていた。

 ゴードン・リード(イギリス)とのコンビでダブルスに第1シードで出場していたヒュウェットは前日に行われた決勝で第2シードのステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)を6-3 6-0で倒しており、昨年に続いて単複2冠を達成した。

 ロラン・ギャロスに14年続出場となった37歳の国枝はこれまでにシングルスのタイトルを7度(2007年~10年、14年~15年、18年)獲得ており、今大会では3年ぶりの王座奪還を目指していた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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