国枝慎吾が長年の宿敵ウッデとの2時間半近い接戦を制して決勝進出 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真はシングルス1回戦での国枝慎吾(ユニクロ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の車いすの部の男子シングルス準決勝で、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)がステファン・ウッデ(フランス)を5-7 6-0 6-4で倒して3年ぶりの王座奪還に王手をかけた。試合時間は2時間28分。

 ロラン・ギャロスに14年続出場となる37歳の国枝は、これまでにシングルスのタイトルを7度(2007年~10年、14年~15年、18年)獲得。秋に開催された昨年の大会では、準決勝でヨアキム・ジェラード(ベルギー)に5-7 6-2 4-6で敗れていた。今大会の1回戦では、ゴードン・リード(イギリス)を7-6(3) 6-2で破って勝ち上がっていた。

 国枝は決勝で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)と対戦する。ヒュウェットは準決勝で、第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を1-6 7-5 7-6(6)で下しての勝ち上がり。

 グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアでダブルスにも出場している国枝は、第1シードのヒュウェット/リードに対する初戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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