サカーリが前年準優勝のケニンを退け、3度目のグランドスラム4回戦で初勝利 [フレンチ・オープン]

写真は勝利を決めた瞬間のマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)

今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月30日~6月13日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第17シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が前年の準優勝者で第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-1 6-3で下してグランドスラム大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間8分。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場となる25歳のサカーリは、2度の3回戦進出がこれまでの最高成績(2018年、20年)だった。秋に開催された昨年は、3回戦でマルチナ・トレビザン(イタリア)に6-1 6-7(6) 3-6で敗れていた。サカーリは過去2度のグランドスラム4回戦を昨シーズンに経験していたが、いずれも上位シード勢に阻まれていた。

 この結果でサカーリは、ケニンとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンはWTAツアー開幕戦のアブダビ(WTA500/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、サカーリが2-6 6-2 6-0で勝っていた。

 今大会でのサカーリは1回戦で予選勝者のカタリナ・ザワツカ(ウクライナ)を6-4 6-1で、2回戦でジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 6-3で、3回戦では第14シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を7-5 6-7(2) 6-2で破って16強入りを決めていた。

 サカーリは次のラウンドで、第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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