ズベレフがアンベールに敗れ、準々決勝に進出したシード勢はルブレフのみに [ノベンティ・オープン]
ATPツアー公式戦の「ノベンティ・オープン」(ATP500/ドイツ・ハレ/6月14~20日/賞金総額145万5928ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦でユーゴ・アンベール(フランス)が第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を倒し、ベスト8に進出したシード勢はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)のみとなった。
ズベレフは試合を通して20本のサービスエースを決めたが、アンベールに6-7(4) 6-3 3-6で競り負けた。ズベレフはハレで2度準優勝したことがあるが、グラスコートの大会ではまだタイトルを獲得したことがない。アンベールは前週のシュツットガルトに続き、グラスコート大会で2週連続となる8強入りを決めた。
男子プロテニス協会(ATP)によれば、ハレの28年に渡る大会史上で8人の準々決勝進出者のうち7人がノーシードというのは初めてのことだ。第4シードのルブレフは、水曜日の2回戦でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を破っていた。
元オーストラリアン・オープン優勝者のペトル・コルダ(チェコ)を父に持つセバスチャン・コルダ(アメリカ)は日本の錦織圭(日清食品)に2-6 6-3 7-5で競り勝ち、準々決勝でアンベールと顔を合わせることになった。コルダは先月にパルマのクレーコート大会でATPツアー初タイトルを獲得し、ツアーレベルでキャリア初のグラスコート大会に臨んでいる。
そのほかの試合ではニコラス・バシラシビリ(ジョージア)がふたつのセットポイントをセーブした末に予選勝者のアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-2 7-5で下し、ロイド・ハリス(南アフリカ)は予選勝者のルーカス・ラッコ(スロバキア)を6-3 7-6(8)で退け、勝ち上がった両者の準々決勝での対戦が決まった。
昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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