ルブレフがグラスコート大会で初の準決勝進出 [ノベンティ・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ノベンティ・オープン」(ATP500/ドイツ・ハレ/6月14~20日/賞金総額145万5928ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がともに勝利をおさめ、ウインブルドンを前に好調さをアピールした。

 37歳でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した2011年大会優勝者のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を7-6(4) 6-2で倒したルブレフは、グラスコートの大会で初のベスト4進出を決めた。

 第4シードのルブレフはベスト8に勝ち残った唯一のシード選手で、ATP(男子プロテニス協会)によればハレの28年に渡る大会史上で8人の準々決勝進出者のうち7人がノーシードというのは初めてのことだった。ルブレフは次のラウンドで、ロイド・ハリス(南アフリカ)を6-4 7-6(5)で破って勝ち上がったニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と顔を合わせる。

 新進気鋭のオジェ アリアシムは予選勝者のマルコス・ギロン(アメリカ)を6-3 6-2で退け、今季プレーしたグラスコートの2大会でマッチ6勝目を挙げた。オジェ アリアシムは前週のシュツットガルトでは決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)に敗れたが、ここハレでは2回戦で第5シードのロジャー・フェデラー(スイス)に勝っていた。

 オジェ アリアシムの準決勝の対戦相手は、ユーゴ・アンベール(フランス)に決まった。前日に第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)から金星を挙げていた22歳のアンベールは、2時間半の試合で20歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)に6-2 6-7 (5) 6-4で競り勝った。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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