ジョルジが世界4位のサバレンカを倒す番狂わせで初の4強入り [イーストボーン国際]

写真はカミラ・ジョルジ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「バイキング国際イーストボーン」(WTA500/イギリス・イーストボーン/6月21~26日/賞金総額56万5530ドル/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のカミラ・ジョルジ(イタリア)に6-7(5) 6-0 4-6で敗れるという番狂わせが起きた。

 11本のダブルフォールトにもかかわらず試合に勝った世界ランク75位のジョルジは、この大会で勝ち残っている中でもっともランキングの低い選手だ。彼女は1回戦でタイトル防衛を目指していた第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を退けており、2018年ウインブルドンで準々決勝に進出した実績を持つ。これは彼女にとって、6度目となるイーストボーン出場で初の4強入りとなる。

 ジョルジは次のラウンドで、予選勝者のビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)を2-6 7-6(2) 7-5で破って勝ち上がったアネット・コンタベイト(エストニア)と顔を合わせる。

 そのほかの試合ではフレンチ・オープン4回戦でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒したエレナ・リバキナ(カザフスタン)が2時間半をかけて予選勝者のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に2-6 7-6(7) 7-6(5)で競り勝ち、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2017年ロラン・ギャロス優勝者のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)はダリア・カサキナ(ロシア)を1-6 7-5 6-2で振りきり、勝ち上がった両者の準決勝での対戦が決まった。

 昨年の大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、開催中止となっていた。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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