バーティがオーストラリア代表として東京オリンピックに参加することを確約
女子テニス世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、東京オリンピックのテニス競技に臨む11人のオーストラリア代表を率いることになりそうだ。
オーストラリア五輪代表のメンバーは火曜日、バーティのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に対するウインブルドン1回戦が始まる数時間前に発表された。
元USオープン優勝者のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)は自身5度目のオリンピックで、シングルスとダブルスの両方でプレーするために選出された。一方の男子ではアレックス・デミノー(オーストラリア)、ジョン・ミルマン(オーストラリア)、ニック・キリオス(オーストラリア)が代表に選ばれた。
「ひとりのオーストラリア人として、初めてオリンピック代表に選ばれてグリーン&ゴールドのユニフォームを代表することにこの上なくワクワクしています。私たちには素晴らしい歴史があり、オリンピックは私がずっと夢見ていたものでもありました」とバーティは声明文の中で述べた。
「オーストラリア代表はこの上なく団結したチームであり、その一員となることが待ちきれません」
テニス界でもっとも有名な選手の何人かは、東京オリンピックに参加しない道を選んだ。東京オリンピックでは新型コロナウイルス(COVID-19)の事情によりアスリートに厳しい規制が課されることが予想されており、外国からの観客は許されていない。
セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はアメリカ代表として東京に行くことはないと発表し、男子ではラファエル・ナダル(スペイン)とドミニク・ティーム(オーストリア)が7月23日から始まる東京オリンピックをスキップすると公表していた。一方でロジャー・フェデラー(スイス)は出るか出ないかについてはまだはっきり決めておらず、ウインブルドンでの状況を見たあとに決断する意向を示している。
昨年のはずだった東京オリンピックは、パンデミックにより12ヵ月延期となっていた。
バーティは2019年にフレンチ・オープンと年末のWTAファイナルズで優勝したが、翌年のオーストラリアン・オープン準決勝で敗れたあとはパンデミックのため母国に留まり2020年シーズンのほとんどを公式戦でプレーせずに過ごした。
彼女は2021年オーストラリアン・オープンに合わせて復帰したが準々決勝で敗れ、フレンチ・オープンでは左腰の負傷により2回戦の試合途中で棄権していた。
東京オリンピックでのバーティはシングルスに加え、ストーム・サンダース(オーストラリア)と組んでダブルスでもプレーすることを予定している。
「グリーン&ゴールドのユニフォームを身に着ける機会があればいつでも、私はそれを両手で掴みたいと思っていました」とバーティは語った。
「私は健康で体調もよく、ストームとダブルスをプレーすることを楽しみにしています。彼女は子供時代からの友達であり、一緒にたくさんプレーしてきました。だからこの夢を彼女と一緒に体験できるというのは、本当に本当に特別なことです」(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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