「あれこれ思いを巡らすのは時間の無駄」とバーティ [ウインブルドン]

写真はアシュリー・バーティ(オーストラリア)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)がアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-4 6-3で下してベスト32に進出した。

 世界ランク1位のバーティはウインブルドンで一度も4回戦を突破したことがないが、トップシードとして大会に臨んでいる。彼女はフレンチ・オープンで棄権を強いた腰のケガから回復したばかりで、木曜日の2回戦では彼女のサービスが大きな問題だった。

 そんな訳で彼女は、いまやトップ10シードのうち6人が消えたドローを見て他の選手に何が起こっているかを気にするより、自分について心配すべきことが多々あると考えている。

「今あれこれ思いを巡らすのは時間の無駄よ。間違いなく私はそんなことはしないわ。私はこれまで決してドローを見てこなかったし、これからもそうよ」とバーティはコメントした。

「1回戦や2回戦で絶対的ベストの調子だと感じることは、最重要事項ではないわ。そこでしたくないのは敗退することよ。私は今現在の自分のレベルに満足している。ここまで様々な意味で厳しい1年半だった」

 バーティは次のラウンドで、ココ・バンダウェイ(アメリカ)を4-6 6-2 6-2で破って勝ち上がったカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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