ノリーがマレーとエバンズに続き、22年ぶりに3人のイギリス人選手が3回戦に進出 [ウインブルドン]

写真はキャメロン・ノリー(イギリス)(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の大会4日目は、男女シングルス2回戦残り試合と男女ダブルス1回戦が行われた。

 木曜日の勝利でキャメロン・ノリー(イギリス)は、前日に勝っていたアンディ・マレー(イギリス)とダニエル・エバンズ(イギリス)に合流した。3人のイギリス人選手がウインブルドンで3回戦に進んだのは、22年ぶりのことだ。

「3人のイギリス人が3回戦に進出したなんて、言うまでもなく素晴らしいことだ」とノリーはコメントした。

 第29シードのノリーはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアレックス・ボルト(オーストラリア)を6-3 6-1 6-2で下したあと、より厳しい任務に直面する。彼は次のラウンドで、8度ウインブルドンを制した第6シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦するのだ。

 フェデラーはリシャール・ガスケ(フランス)を7-6(1) 6-1 6-4で倒したあと、「どちらを応援するかに関係なく、観客が試合にのめり込んでくれるように願うよ。彼への応援が多くても理解できるし、僕のための応援があるならそれは過去20年間とここで僕がプレーしたすべてのビッグマッチのおかげだろうね」と語った。

「彼は素晴らしい1年を送った。厳しい試合になることは分かっている」とフェデラーはノリーについて話した。

「彼にとってうまくいっていることをうれしく思うけど、それはここまでだ。今度は彼が脱落する必要があり、僕は通過しなけれなならないからね」

 この試合は土曜日に行われる予定で、金曜日にはワイルドカードを得て参戦しているマレーが第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と、第22シードのエバンズは20歳のセバスチャン・コルダ(アメリカ)といずれもセンターコートで対戦する。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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