3連覇に挑むジョコビッチが語るハングリー精神の源とは? [ウインブルドン]
2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)の大会5日目は、男女のシングルス3回戦などが行われた。
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のしくじりは、いつも期間が短い。世界ランク1位のジョコビッチはタイブレークで自分の最初の2ポイントをダブルフォールトで失ったが、彼は迅速に体勢を立て直して予選から勝ち上がってきたデニス・クドラ(アメリカ)に対する6-4 6-3 7-6(7)の勝利を決めた。
「どうにかして、僕は勝つための道を見つけ出したんだ」とジョコビッチはコメントした。
それはいつものことだ。彼は今年のグランドスラム大会での戦績を17勝0敗とし、また3連覇に挑んでいるウインブルドンでの17連勝を記録した。
試合後のインタビューでジョコビッチは彼の勝利に対するハングリー精神の源について尋ねられ、戦争により引き裂かれた国での少年時代を引き合いに出した。
「母国にとって難しい時期だった90年代に僕がどのように育ってきたか、その育ち方だ」とジョコビッチは答えた。
「僕にとっても僕の家族にとっても、失敗は決してオプションではないんだ。僕たちはそのような時期を生き延びるため、基本的に必要なものを見つける方法を探さなければならなかったからね。厳しかったよ。それが僕の性格を強化したと言えると思う」
ジョコビッチは月曜日に行われる次のラウンドで、ペドロ・マルチネス(スペイン)を6-4 6-3 4-6 6-4で破って勝ち上がった第17シードのクリスチャン・ガリン(チリ)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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